ペレットストーブ

「森林」と「暮らし」をつなぎたい。

身近な森林を守りながら、火のある暮らしを楽しむ。
そんな新しいエコスタイルを創りだす「木質ペレット」は、
ペレットストーブやボイラーの燃料として活用されています。
地域を元気づける地産地消のエネルギー活用が日本各地で始まっています。

ほんの数十年前まで、森林と切っ ても切れない関係にあった私たちの暮らし。

ご飯を炊いて、お湯を沸かし、暖をとり……毎日の暮らしには薪や炭が欠かせませんでした。

ところが電気調理器やエアコン、石油ストーブがあたりまえになり、

生活が便利で快適になればなるほど森林との関係は遠くなってしまいました。

今の生活スタイルに合わせて、もっと森林の力を暮らしの中に取り戻せないものだろうかそんな想いで、私たちはペレットストーブの普及に取り組んでいます。ペレットストーブとは、「木質ペレット」という木を砕いて成型した燃料で暖をとるストーブです。

 木質ペレットは間伐材などを原料とし、熱で乾燥・圧縮成形した100%木の燃料。現代のように、ほとんどすべてを輸入に頼る化石燃料から、地域の森林エネルギー「木質ペレット」への転換をすすめるこ とは、森林や里山の再生につながり、 地域にお金が回る仕組みができ、新しい雇用も生まれます。そして何より、あの心まで温められ癒される 「火のある暮らし」を取り戻せます。 一台一台のペレットストーブでの影響はごくごく小さいものかもしれませんが、一つ一つの地域で広げてゆくことで、もっと暮らしやすい社会に変わってゆくはずです。
 私たちが提案したいのは、日々の暮らしの中で身近な森林を元気にしながら、木の温もりや火の暖かさを楽しんでいく、そんな新しいエコスタイル。そして、地域の資源を地域で利用する、循環型の社会を作ること。大切な森林も、毎日の暮らしも、豊かにしたい。そんな願いとともに、私たちはあります。